散歩中に引っ張っぱるワンちゃん
ワンちゃんを飼っている家庭の方は多くの人が経験があることではないでしょうか?
散歩中にグイグイ引っ張られて、腕が痛い( ノД`)
なんて方もいらっしゃるのではないかなと思います。
そこで今回は、引っ張らない散歩をワンちゃんに教える方法を説明したいと思います。
■ワンちゃんに引っ張られて散歩が億劫……
出典:http://kyngsm.com/category22/entry164.html
ワンちゃんにとって、散歩はとても重要な事です♪
●社会勉強
●ストレス発散
●飼い主とのコミュニケーション
●世界を広げる
ワンちゃんは散歩中に色んな経験をしています。
同じ散歩コースを日課にしても、日々勉強しているんです。
を身に着けていきます。
なので、なるべく飼い主が億劫に感じないで、日々続けていけるように、ワンちゃんにも協力してもらわねばなりません!
人間だけが努力しても、互いにいい環境は決して作れません。
だから、家族になったワンちゃんにもしっかりと「しつけ」をして互いに仲良く生活していきましょう♪
では、具体的にどうしたらいいのでしょう?
どうしたら引っ張らなくなる?!
引っ張ってはいけないことを教えるのは、結構根気のいる作業です。
犬の性格などによって、結構違ってきます。
●最初からあまり引っ張らない犬
●散歩初めの5分だけすごく引っ張る犬
●ずっと引っ張る犬
色々ワンちゃんの性格で、「しつけ」方法が変わってきます。
▼あまり引っ張らない犬
これはもう、飼い主の方が全然許せて、快適に散歩が楽しめるのならば、何もする必要はありません。
ただ、引っ張らないからといって、ノーリードで公道などを散歩するのはやめてください。
実は結構いらっしゃるんですよ………
ワンちゃんはちゃんと飼い主さんについて行きますが、見ている方はハラハラします。
いざという時のことをもっと考えて欲しい。
突然興味のあることが、不意に起きた場合、ワンちゃんが道路側に飛び出した時どうします?
他に興味が逸れて、自転車とぶつかった場合は?
「ウチの子は大丈夫だから……」
では、ありません。
「もしも」は常に潜んでいます。
なので、どんなに引っ張らなくて、ついてくるから大丈夫と思っていても、絶対リードをつけて散歩してください。
あまり広くない道だと、飼い主さんより車を運転している側の方が気になってしまいます。
飼い主さんはワンちゃんのことを分かっていても、ほかの方々は全く分からないので。
犬好きな方もいれば、嫌いな方もいます。
公道を散歩する場合は、「常識」として、仕方なくで結構ですので、形的にリードがつけて散歩されるようにしてください。
我が家も、どんなにノーリードで散歩できても、公道では、絶対リードをつけて散歩します。
「何か」起こった時、後悔したくないからです。
飼い主は、命を守る立場です。
命を守るのに、最善の策をとるのは、当たり前なので、どうか公道ではリードをつけて散歩するようにしてくださいm(__)m
お願いしますm(__)m
▼最初の5分だけ引っ張る
これは、おそらく「散歩」がとても好きで興奮が先にきてしまう子に多い傾向だと思います。
るーくんも、最初の3分くらいは興奮状態にあることが、多かったです。
「やったぁああああああ!散歩だあああああああああ」
ってなるんですよね。
確かに、ワンちゃんにとって、散歩は嬉しいと思う子の方が多いので、気持ちは分かります。
気持ちは………ね……。
ですが、散歩前に興奮してしまって、リードをつけるのが大変だったりすると、スムーズに散歩にいけませんよね?
ここで心がけるのは「興奮」しても、早くは行けませんよ?
と教えることが先決になります。
もちろんワンちゃんにあった「しつけ」方法で大丈夫です。
「しつけ」方法に絶対こうしないとならない。
なんてものはないので。
我が家は、興奮している状態のときは、とにかく「おすわり」から何も進めません。
ジッと「おすわり」して待たないと、リードもつけてあげません。
玄関でリードをつけるんですが、ジッと座ってリードを持つと、つけやすいようにか……るーくんは頭を少し下げます。
コレがるーくんなりの、「はよ、せろや」の合図ですね………
興奮したまま、玄関をあけると、飛び出してしまう可能性もあるので、興奮したら出ませんよ?ジッとしないと出ませんからね?
を根気強く教えてあげることが大事です。
出来ないからといって、怒ったりしなくて大丈夫です。
クールに「あ、君がそういう態度なら、こっちは別に行かなくてもいいんですけどぉ~~」
くらいの気持ちで接してください。
我が家と同じように玄関準備派なのであれば、玄関でまずは「おすわり」「まて」をさせて、ジッとしたらリードを取り出します。
取り出して、「おすわり」をやめたり、興奮したら、また「おすわり」「まて」をさせます。
そこでジッと待てるようになったら、次はリードをいつも通りセットしてます。
玄関の前で「おすわり」「まて」をさせて、玄関を開けても、合図があるまで出ないように「しつけ」をします。
開けて飛び出したら、犬を元の位置まで戻し、また「おすわり」と「まて」をさせて、ドアを開ける。
これを出来るまで、根気強く努力と根性と忍耐の精神で教えます。
ドアを開けても飛び出さなくなったら、成功です!!!!!!!!!
努力が報われた瞬間ですね!!!
覚えるのは個体差がやっぱりありますので、出来る子はすぐに理解してくれます。
興奮癖の強い子は、まずは落ち着かせることが一番です。
そこまで覚えてくれたら、あとは簡単です。
最初の5分の興奮を抑えてあげることが重要です。
引っ張ったら、止まって、「そんな引っ張るなら、もう帰りますけどぉー?」的な感じで止まって、リードが緩まったら進むのエンドレスです。
絶対分かってくれますので、根気強く教えてあげてください。
▼ずっと引っ張る犬
これは、好奇心が強くて自制が苦手な子が多いです。
小型犬とかで、別に引っ張っても大したことないから、大丈夫という方は、リードをあまり長く持たず、短く持つことを心がけて散歩すればOKです。
苦でなければ、無理に「しつけ」をする必要はありません。
少し大きな中型犬や大型犬になると、もう引っ張られると無理ですよね。
このような場合は、まずはお庭などで、飼い主が主体で散歩ってするもんなんだぜ?
から教えていくといいと思います。
少し長めのリードを使って、まずは犬が引っ張っても、棒のようにただ突っ立ってください。
しばらくすると、ワンちゃんが「あっれぇ?なんで動かないの?」と気にしだすか、諦める子もいます。
するとリードが緩みます。
まずは、ここから教えてあげてください。
「君が引っ張っても進まないんですからねぇー」
です!!!!!
次に、犬が引っ張る方向とか逆方向に引っ張ってください。
ワンちゃんが「右いくぅ~」としたら、飼い主さんは「左でーす」と引っ張って、犬が進みたい方向とか常に逆に誘導してください。
「道はお前が決めるんじゃねぇ!!!!オレが決めるんだ!」
の方針です。
ワンちゃんの道は飼い主さんが決めるんです!!!!
主導権は君にはないんだ、ということを教えてあげてください。
根気強く。
すると、ワンちゃんは飼い主さんの進む方を確認するようになります。
止まって、飼い主さんが動き出すのを待つか、見つめて行く方向を確認するようになるので、そうなったら半分勝ちです。
次はリードを短く持ち、引っ張ったら止まる、引っ張たら止まる。
これのエンドレスです。
引っ張ったら、余計に進まなくなるこを教えてあげると有効的だと思います。
オススメなのは【チョーク】ですね。
【犬の首輪】しつけ・訓練に最適なチョークチェーン!<2.5mm/55cm>中・大型犬用BLCオリジナル ステンレスラウンドチョークチェーン |
こういった形のものになります。
るーくんは、このタイプを使用しています。
引っ張れば勝手に首が締まっていくので、苦しくて、引っ張るのをやめたら楽になります。
なので、散歩していると、勝手に犬が理解してくれるってやつですね。
「あれ?引っ張ると苦しいんですけど?」
を理解してくれるので、結構オススメです。
ただ、ロングコートの子とかになると、チェーンでは、毛が切れちゃったりするので、チェーン素材でないやつを利用されてもいいと思います。
【首輪 犬】ブルーミーNCハーフチョークカラー S【小型犬】フレイム ブラック・レッド・ブルー【TC】 Pet館 ペット館 楽天 |
折角の毛が切れちゃったらもったいないですからね。
このタイプはナイロンとチェーンの組み合わせの、ハーフタイプになります。
全部チェーンより毛は切れにくくなってます。
全部ナイロン製よりかは、チェーンがあったほうがいいと思います。
が、毛が切れて気になる場合は、普通のをお使いください。
ちょっと教えるのが楽になったり、コレだけで解決出来たりする、便利アイテムですね♪
なかなか、初めてワンちゃんと共に生活している方なんかは、分からないことも多いと思います。
ですが、それも経験と愛情で、いい思い出になっていきます。
ということで、少しでもワンちゃんと早く快適な生活が出来るように、コツを少々……
■コツってなに?
簡単です!!!!
忍耐!!
根性!!!!
粘り強く!!!
です。
なんでもそうですが、継続することが一番の近道です。
その継続が凄く大変なことなんですが、一回日課にしてしまえば、大したことはありません。
あとは、苛立たないことです。
犬はとても敏感に人間の気分を察してしまいます。
だから、落ち込んでいると、何も言わずにただ傍にいてくれたり、嬉しいときは自分のことのように一緒に興奮してくれます。
これは愛犬家にとって、とても愛おしい部分の一つです。
この特徴を愛するためにも、上手くできないからといって、ヒステリックに怒鳴ったりしないでください。
今の犬のしつけ事情では、怒らず「しつける」が定番となってきていますが、私は怒るべきことは怒ることにしています。
ただ、ヒステリックに怒ったりしません。
低い声で、「ノー」と言います。
むやみやたらに叩くのは、いけませんが、反射的に子供と同じように叱りたくなるときは、頭でなくお尻を「ぺチッ」としてあげてください。
ワンちゃんは本当に人間の気持ちを察するのが上手な生き物なので、低い声で怒っていることをアピールすれば、怒られていることも自覚できます。
なので、ヒステリックになる必要もあります。
人間みたいに口答えはしませんから。
なので、冷静に怒ってますよ、と伝える程度で理解できます。
家族なので愛情を持って、粗相した時も接してくださいね。
質問なども受け付けてますので、気軽に聞いてくださいm(__)m